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2012-03-22第3回人づくり連続講座「防災と地域の市民力」

◆日 時  平成24年2月20日 午後2時〜4時
◆場 所  京都市総合教育センター

◆テーマ 防災と地域の市民力

◆講 師 同志社大学社会学部教授 立木茂雄 氏

 阪神淡路大震災発生直後の映像やラジオ放送を使って、災害とは何かを説明してくださいました。

 火事がおこっているのに消防車が来ないどころかサイレンの音すらしない。なぜなら、火事の発生件数が多すぎて、消防車の台数が足りていないのです。このように防災力を凌ぐ状態を災害というそうです。このような時、自助と共助が大切です。

 また、阪神淡路大震災後のアンケートでは生活復興に必要なものとして「すまい」「繋がり」「まち」が多数を占めました。5年後には「繋がり」「まち」が多数を占めました。やはり,人と人とのつながりが安心安全に結びついているのでしょう。その他の調査で,「あいさつ」「地域への興味愛着を持つ」「多彩な住民参加」「イベント活用」等に取り組んだ地域は,豊かなつながりが増え,放火・犯罪件数が減少し,犯罪リスクや不安が減少したそうです。
 研修のキーワードは「『土手の花見』の防災へ」。桜の名所は堤防が多いですよね。それは偶然じゃないんです。冬の氷が溶けて土壌が弱っていると、梅雨で堤防が決壊してしまう恐れがあります。そこで土を踏み固めて強めることが必要です。花見にきた人が土を踏んでそれをしていくのです。花見にきた人は知らず知らずのうちに災害に備えているのです。
 隣り近所と挨拶をする。そんな日々の生活を豊かにするだけでなく、いざという時の防災力・安心安全のまちづくりにつながっていくのだと思いました。

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